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はじめに
『ドラゴンボール』シリーズにおいて、**亀仙人(武天老師)**は孫悟空やクリリンの師匠であり、**最初に登場する「強者」**の一人です。アニメ版ではオリジナル要素が加えられたシーンも多いですが、原作ではどのように描かれているのでしょうか?
本記事では、亀仙人の原作(漫画)での登場シーンや活躍、彼の強さや技、そしてアニメとの違いについて詳しく解説していきます!
① 亀仙人の原作での登場と初期の役割
1. 亀仙人の初登場(第3話『亀仙人登場』)
亀仙人の初登場は、原作漫画『ドラゴンボール』**第3話(ジャンプコミックス第1巻)**です。
登場シーン
- 孫悟空とブルマが、海辺で「迷子のウミガメ(亀)」を助ける。
- 亀を家まで送り届けると、お礼として亀仙人が「如意棒」と「筋斗雲」を悟空に授ける。
- これが、悟空と亀仙人の出会いとなる。
2. 亀仙流の修行(悟空&クリリンの弟子入り)
原作第11話(第2巻)
- クリリンが弟子入りを希望し、悟空と共に**「亀仙流の修行」**を受けることに。
- 亀仙人は「弟子になる条件」として、「かわいいギャルを連れてくること」と言うが、最終的には二人を正式に弟子として認める。
原作第13話~第22話(第2~3巻)
- 亀仙流の修行として、「牛乳配達」「大岩押し」「泳ぎトレーニング」などの基礎修行を課す。
- 亀仙人は弟子たちに「甲羅(おもり)」を背負わせ、徐々にその重さを増やしていく。
- この修行によって、悟空とクリリンは急成長し、天下一武道会に出場することになる。
② 亀仙人の戦闘シーンと活躍
1. 第21回天下一武道会(ジャッキー・チュンとして参戦)
原作第28話~第44話(第4~5巻)
- 亀仙人は、「ジャッキー・チュン」という偽名で天下一武道会に出場。
- 目的は、悟空とクリリンが慢心しないようにするため。
- 戦いの中で、「かめはめ波」や「酔拳」などの技を披露し、決勝で孫悟空と対戦。
悟空との決勝戦
- 悟空と互角の戦いを繰り広げた末、最終的には**「最後の一撃」で勝利。**
- 亀仙人は優勝した後、**「武道に終わりはない」**という教訓を悟空とクリリンに伝える。
2. ピッコロ大魔王編での活躍
原作第135話~第161話(第12~14巻)
- 亀仙人は、「ピッコロ大魔王」の脅威を止めるため、自ら戦うことを決意。
- ここで、亀仙人は**「魔封波」**という封印技を使用し、ピッコロを封印しようとする。
- しかし、魔封波は失敗し、逆に力を使い果たして命を落とす。
- これは、亀仙人の覚悟と「地球を守るために命を賭けた戦士」としての姿が描かれた重要なシーン。
その後、ドラゴンボールで復活
- 悟空がピッコロ大魔王を倒し、神龍の力で亀仙人も復活。
- 以降は、師匠として弟子たちを見守る立場になる。
③ 亀仙人の技と戦闘力(原作基準)
1. 亀仙人の代表的な技
かめはめ波(元祖かめはめ波)
- 亀仙人が50年の修行で生み出した技で、初披露は「フライパン山の火を消すシーン」。
- 悟空がこれを見て一瞬で習得するが、元祖かめはめ波の威力は圧倒的。
- 天下一武道会では、悟空を場外に吹き飛ばすために使用。
魔封波
- ピッコロ大魔王を封印するために使用。
- 亀仙人はこの技を使い、命を落とすが、封印は失敗してしまった。
- 極めて強力な封印技だが、使用者に大きな負担がかかる。
酔拳(ジャッキー・チュンとして)
- 酒を飲んだような動きで相手を翻弄する技。
- 天下一武道会での戦いで披露し、悟空を一時的に圧倒した。
2. 亀仙人の戦闘力
原作の戦闘力を基準にすると、亀仙人の強さは以下のように考えられる。
ドラゴンボール初期(第1巻~第5巻)
- 戦闘力:約139(スカウター測定値)
- 初登場時は最強クラスの武道家として描かれるが、その後、悟空たちが急成長したため、相対的に戦闘力が低くなる。
ピッコロ大魔王編(第12巻~第14巻)
- 亀仙人は戦闘に参加するものの、当時のピッコロ大魔王には勝てず。
ドラゴンボール超・力の大会
- 『ドラゴンボール超』では、修行を続けた結果、超サイヤ人クラスの戦士と戦えるレベルまで成長。
- これは原作にはない設定だが、亀仙人が「修行を続けていた」ことが示唆されている。
④ アニメとの違い
1. アニメで追加されたオリジナル要素
コメディシーンの強調
- 原作よりも「スケベキャラ」としての一面が強調される。
- 例えば、アニメ版では亀仙人の「パフパフシーン」や「ギャルの追いかけシーン」が増加。
戦闘シーンの追加
- アニメでは、ピッコロ大魔王編などでの戦闘が増強され、より見せ場が多くなっている。
⑤ まとめ
亀仙人は原作では「武道の達人」として悟空やクリリンを育てた重要なキャラ。
ピッコロ大魔王編では「魔封波」を使って命をかけるなど、師匠としての覚悟が描かれた。
戦闘力は初期は最強クラスだったが、悟空たちが成長したため、後半はサポート役に。
アニメではスケベ要素や戦闘シーンが強調され、コミカルな面が増えた。
亀仙人は原作でもアニメでも魅力的なキャラクター。彼の言葉や修行は、今でも多くのファンの心に残っています!
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鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。