【アニメ映画】劇場版 ドラゴンボールZの作品紹介

『ドラゴンボールZ』（ドラゴンボールゼット）は、1989年7月15日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第4弾であり、『ドラゴンボールZ』初の劇場作品である。

原作やTVシリーズで悟空が青年となってからは、ほとんど使うことのなくなった如意棒を本作では再び使用している。

作品紹介

詳細情報

天下一武道会で悟空がピッコロに勝利してから5年。悟空はチチとの間に悟飯という息子ができ、幸せな日々を送っていた。そんなある日、ガーリックJr.の手下、ジンジャーら三人組が現れ、悟飯共々ドラゴンボールを奪っていく。七つのドラゴンボールを揃えたガーリックJr.は神龍から永遠の命を手に入れる。その背景には父、ガーリックと神様の間の知られざる関係があるのだが・・・ガーリックJr.を相手に苦戦する悟空。ピッコロの助太刀もあるが、危機一髪!その時、「おとうさ~ん」父の危機に悟飯の潜在的Zパワーが大爆発!

出演者

孫悟空、孫悟飯：野沢雅子、クリリン：田中真弓、ピッコロ：古川登志夫、ブルマ：鶴ひろみ、チチ：荘真由美、亀仙人：宮内幸平、海ガメ・牛魔王：郷里大輔、神龍：内海賢二、神様：青野武、ガーリックJr.：神谷明、ジンジャー：戸谷公次、ニッキー：千葉繁、サンショ：堀之紀

原作

鳥山明

レビュー

「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせ!!」は、1989年に公開された「ドラゴンボールZ」シリーズの初めての劇場版映画です。この作品は、テレビアニメ版の「サイヤ人編」が放送されている最中に公開され、シリーズのファンに新たな興奮をもたらしました。以下で、この映画の魅力と特徴についてレビューします。

ストーリー

物語は、孫悟空の息子である悟飯が、謎の戦士ガーリックJr.に誘拐されるところから始まります。ガーリックJr.は、不死身の身体を手に入れるためにドラゴンボールを使って神龍を呼び出そうと計画しています。孫悟空とピッコロは一時的に力を合わせ、ガーリックJr.とその手下たちに立ち向かい、悟飯を救出するために壮絶な戦いを繰り広げます。

キャラクター

この映画は、孫悟空とピッコロの不安定な同盟関係を描いており、その後のシリーズにおける彼らの関係の発展に興味深い背景を提供しています。また、悟飯の隠された潜在能力の片鱗が初めて示される重要な作品でもあります。ガーリックJr.は、ドラゴンボールシリーズにおける魅力的な敵キャラクターの一人として、この映画独自の存在感を放っています。

アニメーションとビジュアル

劇場版としての高いクオリティが期待される中、「オラの悟飯をかえせ!!」はその期待に応えるビジュアルを提供しています。アクションシーンの迫力と、キャラクターや背景の細かい描写は、ファンならずとも楽しめる要素です。特に、激しい戦闘シーンのアニメーションは流れるようで、シリーズの中でも特に印象的です。

音楽

この映画の音楽は、緊迫感を高める効果的な楽曲で構成されています。戦闘シーンを盛り上げる音楽や、感動的なシーンを彩るメロディは、物語の雰囲気をさらに豊かにしています。

総評

「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせ!!」は、ドラゴンボールZの映画シリーズの中でも特に重要な位置を占める作品です。孫悟空とピッコロの協力、悟飯の潜在能力の初めての兆し、そしてガーリックJr.の野望といった要素は、ドラゴンボールZの世界を深く堪能するための素晴らしい材料を提供しています。アクション、ストーリー、キャラクターの魅力が詰まったこの映画は、ドラゴンボールファンであれば必見です。

ライト

鳥山明さんの大ファン

鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。