【アニメ映画】劇場版 ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだの作品紹介

『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』（ドラゴンボールゼット スーパーせんしげきは かつのはオレだ）は、1994年7月9日に公開された「ドラゴンボール」シリーズの劇場公開作第14弾である。

キャッチコピーは「バイオテクノロジーで甦った謎の最強戦士!悟天、トランクス!フルパワーで立ち向え!!」。

作品紹介

詳細情報

ある日、ミスター・サタンの幼馴染、ジャガー・バッタ男爵が、サタンに挑戦状を突きつけてきた。ジャガーはバイオ戦士を造り、幼い頃サタンに敗れた屈辱を晴らそうとしていたのだ。悟天、トランクスと人造人間18号はサタンについてジャガーのところへ行き、カプセルの中のバイオ戦士を観察していたが、その中にブロリーの姿が!動きだしたブロリーに、超サイヤ人に変身した悟天とトランクスは連携プレーで攻撃をかけ、なんとか互角の戦いを繰り広げるが、カプセルの培養液が溢れ出し、ナタデ村を飲み込んでいく・・・

出演者

孫悟空、孫悟天：野沢雅子。トランクス：草尾毅。クリリン：田中真弓。ミスター・サタン：郷里大輔。人造人間18号：伊藤美紀。バイオブロリー：島田敏。ジャガー・バッタ男爵：龍田直樹。メンメン：藤原啓治。コリー博士：佐藤正治。

原作

鳥山明

レビュー

「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」は、1994年に公開されたドラゴンボールZのアニメ映画シリーズの一作です。この映画は、ドラゴンボールZの劇場版としては異色の存在であり、特にそのダークなトーンと独特の敵キャラクターで注目されます。主な舞台は、地球から遠く離れた惑星で、孫悟空と仲間たちが新たな敵、ジャガーバッタとその生み出したバイオ戦士たちと対峙する物語が展開されます。

ストーリー

物語は、悟空たちがジャガーバッタの招待を受けて、彼の所有する巨大な宮殿に赴くことから始まります。ジャガーバッタは、自らの手で作り出したバイオ戦士たちを使って、悟空たちの実力を試そうと企んでいます。しかし、真の目的は、悟空たちを倒し、自らの力を全宇宙に示すことにありました。中でも、クローン技術を用いて作られたブロリーのクローン、バイオブロリーは、悟空たちにとって予期せぬ強敵となります。

キャラクター

ジャガーバッタは、狂気じみた科学者として描かれ、彼の野望と研究への執着が物語の重要なテーマとなります。一方で、バイオブロリーは、過去に登場したブロリーの恐怖を再び思い起こさせる存在であり、彼の強大な力は悟空たちを大いに苦しめます。

アニメーションとビジュアル

この映画のアニメーションは、特にバイオブロリーとの戦闘シーンでその迫力を発揮します。バイオ技術によって生み出された異形の戦士たちのデザインは、ドラゴンボールZの映画の中でも特にユニークです。また、ジャガーバッタの宮殿や研究施設の描写も、物語のダークな雰囲気を助長しています。

音楽

映画の音楽は、緊迫した戦闘シーンをさらに引き立てる効果があります。特にクライマックスに向けての楽曲は、視聴者の緊張感を最高潮に引き上げます。

総評

「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」は、ドラゴンボールZの映画シリーズの中でも異色の作品であり、その独特な敵キャラクターとストーリーが魅力です。バイオブロリーという新たな敵の登場は、ファンに新しい驚きを提供し、シリーズの多様性を示しています。また、科学と道徳のテーマが物語に深みを加えており、単なる戦闘以上のメッセージを感じさせる一作と言えるでしょう。

ライト

鳥山明さんの大ファン

鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。