ラディッツ撃破の瞬間!孫悟空とピッコロの共闘が生んだ勝利の軌跡
『ドラゴンボールZ』の序盤、孫悟空とピッコロが共闘し、初めての強敵ラディッツを撃破した戦いは、多くのファンに衝撃を与えました。
本記事では、ラディッツ撃破の経緯や戦闘の流れ、そして彼の死が物語に与えた影響を詳しく解説していきます。
1. ラディッツの登場と圧倒的な強さ
ラディッツは、地球に襲来した孫悟空の兄であり、フリーザ軍に所属するサイヤ人戦士でした。
ラディッツの基本情報
- 戦闘力:1,500(悟空やピッコロを圧倒)
- 必殺技:ダブルサンデー、エネルギー波、スピード攻撃
- 目的:地球の支配と悟空のサイヤ人としての覚醒を促す
地球の戦士たちを圧倒する実力
登場直後、ラディッツはクリリンを簡単に吹き飛ばし、悟空ですら手も足も出ないほどの実力差を見せつけました。
ピッコロも一度戦いますが、ラディッツの圧倒的なスピードの前にまったく歯が立たず、左腕を吹き飛ばされるほどの重傷を負ってしまいます。
戦闘力比較(当時の設定)
キャラクター | 戦闘力 |
---|---|
ラディッツ | 1,500 |
孫悟空 | 416 |
ピッコロ | 408 |
孫悟飯(怒り時) | 1,307 |
クリリン | 206 |
この数値を見ても、ラディッツがいかに強かったかがわかります。
2. ラディッツ撃破への道!悟空とピッコロの共闘
① 孫悟空とピッコロの協力が始まる
ラディッツの強さを前に、悟空とピッコロはやむを得ず共闘することを決意。
当時のピッコロは、まだ悟空とは敵対関係にありましたが、共通の脅威であるラディッツを倒すために一時的に手を組むことになります。
ピッコロの発言
「おれと手を組まなければ、おまえの息子も地球も終わりだぞ!」
この瞬間が、後にピッコロがZ戦士の仲間になるきっかけとなりました。
② 孫悟飯の怒りの爆発
戦闘の最中、捕らえられた孫悟飯が怒りのパワーを発揮し、ラディッツに特攻!
- その瞬間の孫悟飯の戦闘力はなんと1,307!
- ラディッツに強烈な頭突きを叩き込み、大ダメージを与える
- 予想外の攻撃により、ラディッツは動揺
ラディッツの反応
「こ、こいつ…こんな戦闘力を持っていたのか!?」
この一撃が、ラディッツ撃破への流れを作る重要な要素となりました。
③ 孫悟空の羽交い締め!ピッコロの魔貫光殺砲が炸裂
悟飯の攻撃で隙ができたラディッツに対し、悟空は決死の覚悟でラディッツを羽交い締めにします。
孫悟空の決意
「ピッコロ!今だ!撃て!」
これに対し、ピッコロは新技**「魔貫光殺砲(マカンコウサッポウ)」**を発動。
魔貫光殺砲とは?
- ピッコロがラディッツとの戦いに向けて開発した新技
- 渦を巻くエネルギービームが一直線に相手を貫通する
- 一撃必殺の技だが、発動までに時間がかかるのが難点
悟空がラディッツを押さえつけることで、この技の発動に成功し、ラディッツの胸を貫通することに成功!
3. ラディッツ撃破の瞬間と最期の言葉
ラディッツの最期のセリフ
「ぐはっ…! ば、バカな…この、俺が…こんな奴らに…!」
悟空とピッコロの共闘によって撃破されたラディッツ。しかし、彼は死の間際に、恐るべき事実を告げます。
ラディッツの遺言
「お、おれを倒しても無駄だ…! す、すぐに…もっと強いサイヤ人が…この地球にやってくるぞ…!」
この言葉が、後の「サイヤ人編(ナッパ&ベジータ襲来)」につながる伏線となりました。
4. ラディッツ撃破が物語に与えた影響
① 孫悟空の死とナメック星編への布石
- ラディッツ撃破時、悟空も同時に命を落とし、界王様のもとで修行を開始
- これが後の**「界王拳」や「元気玉」の習得**につながる
② ピッコロの成長と悟飯との師弟関係の始まり
- ラディッツ撃破後、ピッコロは悟飯を鍛えることを決意
- これが後のピッコロと悟飯の師弟関係の誕生につながる
③ ベジータ&ナッパの地球襲来へ
- ラディッツの通信により、ベジータとナッパが地球の存在を知る
- これにより、さらに強敵であるナッパ(戦闘力4,000)とベジータ(戦闘力18,000)の襲来が決定
ラディッツが撃破されなければ、ベジータたちは地球に興味を持たなかった可能性もある!
5. まとめ:ラディッツ撃破の意義とは?
ラディッツは、悟空&ピッコロの共闘によって撃破された最初の強敵だった
孫悟飯の怒りによる一撃が、撃破へのきっかけとなった
ピッコロの魔貫光殺砲が決定打となり、悟空も巻き添えで死亡
ラディッツの最期の言葉が、ナッパ&ベジータの地球襲来へとつながった
ラディッツの撃破は、単なる敵キャラの敗北ではなく、『ドラゴンボールZ』の本格的な戦闘の幕開けとなる重要なシーンでした。
今後のスピンオフ作品やゲームで、ラディッツが生き残ったifルートなどが描かれることを期待したいですね!