亀仙人と芭蕉扇：伝説の武道家と伝説の宝具の関係とは？

『ドラゴンボール』シリーズにおいて、亀仙人は「武天老師」として数々の武道家を育て、伝説的な存在として語り継がれています。そして、物語の初期には、ある特別なアイテムが登場しました。それが、**「芭蕉扇（ばしょうせん）」**です。

芭蕉扇は、強力な風を起こして火を消すことができる伝説の扇として知られていますが、実は亀仙人とも深い関わりがあります。本記事では、**「亀仙人と芭蕉扇」**の関係や、ドラゴンボールにおける芭蕉扇の役割について詳しく解説していきます！

1. 芭蕉扇とは？『ドラゴンボール』における伝説のアイテム

芭蕉扇の特徴

芭蕉扇は、中国の伝説に登場する神話的なアイテムであり、『ドラゴンボール』の世界でも登場します。特に以下の特徴を持っています。

1. 一振りで巨大な風を起こす
2. 火を消す力を持つ
3. 神々が持つ伝説の武器として扱われる

物語の序盤では、牛魔王が住むフライパン山の炎を消すために必要なアイテムとして語られました。

2. 亀仙人と芭蕉扇の関係

① フライパン山の炎を消すために亀仙人が出動！

『ドラゴンボール』の物語の初期、孫悟空とブルマはドラゴンボールを探す旅の途中で、牛魔王とその娘チチと出会います。牛魔王はフライパン山に住んでいましたが、山全体が燃え盛る炎に包まれ、城に入ることができなくなっていました。

そこで、牛魔王は「かつての師匠である亀仙人ならば、芭蕉扇を持っているかもしれない」と考え、悟空たちに亀仙人のもとへ向かうように指示しました。

② 亀仙人、芭蕉扇を紛失！？

悟空たちがカメハウスを訪れ、亀仙人に**「芭蕉扇を貸してほしい」**と頼むと、意外な答えが返ってきます。

「芭蕉扇？あんなもん、掃除のときに捨ててしまったぞ！」

なんと、亀仙人は伝説の宝具をうっかり捨ててしまったと言うのです！

このコミカルな展開は、『ドラゴンボール』らしいギャグ要素のひとつとして描かれました。しかし、芭蕉扇がなくても、亀仙人は別の方法で問題を解決しようとします。

③ 亀仙人の「かめはめ波」で火を消す！

芭蕉扇がないことを知った亀仙人は、代わりに**「かめはめ波」を使ってフライパン山の火を消そう**と提案します。

そして、彼はフルパワーのかめはめ波を放ちますが、その威力は火を消すどころか、山ごと吹き飛ばしてしまうという予想外の結果に…。

このシーンは、かめはめ波の威力がどれほど強力なのかを示した最初の場面としても有名です。

3. 『ドラゴンボール超』での芭蕉扇の復活

『ドラゴンボール超』では、芭蕉扇が再び登場するシーンがあります。

「宇宙サバイバル編」の後に放送されたアニメオリジナルのストーリー「ポトフ星の封印編」では、悟空たちがある惑星の災害を防ぐために芭蕉扇を探す展開が描かれました。

この際、亀仙人も芭蕉扇について言及し、「昔持っていたけど、今はない」と再び語るシーンが登場。原作のエピソードを踏襲しつつ、過去の出来事を懐かしむ形で描かれています。

4. 亀仙人が芭蕉扇を持っていた可能性

なぜ亀仙人が芭蕉扇を持っていたのか？

亀仙人は「不老不死に近い存在」とされ、300年以上生きていると言われています。そのため、過去に神々や伝説の武道家たちと交流があった可能性が高いです。

また、彼はカリン様と修行した経験を持ち、さらに神様（地球の守護者）とも接点があるため、芭蕉扇のような伝説的なアイテムを持っていてもおかしくないのです。

しかし、「掃除の際に捨てた」というセリフからもわかるように、亀仙人は神秘的な存在でありながら、どこか抜けている一面を持つということを象徴するエピソードとしても描かれています。

5. 芭蕉扇のフィギュア化はあるのか？

現在、芭蕉扇を持った亀仙人のフィギュアは公式からは発売されていませんが、ファンメイドのカスタムフィギュアとしては存在しています。

例えば、「ドラゴンボール レトロコレクション」シリーズでは、芭蕉扇が付属しているバージョンの亀仙人フィギュアが制作されることも！

また、「ドラゴンボールワールドコレクタブルフィギュア（WCF）」シリーズでも、フライパン山の炎を消そうとする亀仙人のフィギュアが登場しており、ファンの間でコレクションとして人気を博しています。

6. まとめ：亀仙人と芭蕉扇の関係はユーモアと伝説が融合した象徴！

芭蕉扇はフライパン山の炎を消すために必要な伝説のアイテムだった。
亀仙人はかつて芭蕉扇を持っていたが、「掃除で捨ててしまった」と語るユーモラスな展開に！
代わりに「かめはめ波」で火を消そうとしたが、山ごと吹き飛ばしてしまうという爆笑エピソードに。
『ドラゴンボール超』でも芭蕉扇の話が再び登場し、亀仙人の過去が掘り下げられた。
芭蕉扇を持った亀仙人のフィギュアは公式では未登場だが、ファンメイドでは存在する。

亀仙人と芭蕉扇のエピソードは、彼の「伝説的な強さ」と「どこか抜けたユーモラスな性格」の両方を象徴するエピソードとして、今なおファンの間で語り継がれています！

ライト

鳥山明さんの大ファン

鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。