『ドラゴンボール フルカラー』:原作の魅力が鮮やかに蘇る完全彩色版
『ドラゴンボール フルカラー』は、鳥山明さんの原作漫画を全編フルカラー化した特別なシリーズです。従来のモノクロ版に新たな命を吹き込み、キャラクターの表情やバトルシーンが鮮やかに蘇りました。原作ファンにとっても、新たに『ドラゴンボール』を楽しむ人にとっても魅力的な一冊です。
本記事では、『ドラゴンボール フルカラー』の特徴、シリーズ全体の内容、そしてフルカラー版ならではの楽しみ方について詳しく解説します。
『ドラゴンボール フルカラー』とは?
『ドラゴンボール フルカラー』は、原作漫画全519話をフルカラーで彩色した特別版です。2013年から2014年にかけて集英社から刊行され、原作の流れを尊重しつつ、カラーリングによって新たな魅力が加わりました。
- 発売期間: 2013年~2014年
- 巻数: 全32巻
- 収録エピソード: 原作『ドラゴンボール』全編を収録
- 判型: 通常の単行本より大きめのB5サイズ
フルカラー版の特徴
1. 高品質な彩色
すべてのページがデジタル彩色されており、キャラクターや背景に生命感が宿っています。色彩のクオリティが高く、鳥山明さんの世界観を鮮やかに再現。
2. 原作に忠実な構成
モノクロ版の物語やコマ割りはそのままに、カラー化によってシーンの臨場感が増しています。原作ファンにとっても新しい発見があります。
3. 初めて読む人にも優しい
フルカラー版は視覚的に分かりやすく、初めて『ドラゴンボール』を読む人にもおすすめです。キャラクターの個性や物語の流れがより鮮明になります。
『ドラゴンボール フルカラー』の収録内容
1. 少年編(全8巻)
- 孫悟空とブルマの出会い、天下一武道会、レッドリボン軍との戦いが描かれます。
- 少年悟空の冒険と成長が鮮やかな色彩で描かれる。
2. サイヤ人編(全4巻)
- ラディッツの襲来、ピッコロとの共闘、ベジータとの死闘。
- サイヤ人の戦闘服やエネルギー波が迫力満点。
3. フリーザ編(全5巻)
- ナメック星を舞台にしたフリーザ軍との戦い。
- 悟空の超サイヤ人覚醒シーンが、フルカラーならではの圧倒的な迫力で再現。
4. 人造人間編・セル編(全6巻)
- 人造人間たちとの戦い、セルゲームでの悟飯の覚醒。
- 激闘と感動のクライマックスがフルカラーで描かれる。
5. 魔人ブウ編(全9巻)
- 魔人ブウとの戦いを中心に、ベジータや悟飯の成長、悟空の活躍。
- 元気玉のシーンや魔人ブウの多彩な変身が見どころ。
フルカラー版の魅力
1. 名場面が鮮明に描かれる
- フルカラー化されたことで、エネルギー波や爆発シーンがより迫力を増し、戦闘の緊張感が一層高まります。
- フリーザ戦の「超サイヤ人」の黄金の輝きや、セルゲームでの悟飯の覚醒が特に印象的です。
2. キャラクターの個性が際立つ
- 各キャラクターの衣装や表情がカラーによって鮮明に描かれ、物語への没入感が向上。
- 例えば、ベジータの戦闘服やピッコロの緑色の肌など、細かいディテールが際立ちます。
3. 背景や世界観の深み
- ナメック星の広大な自然や、レッドリボン軍の施設、天下一武道会の会場など、背景が美しく彩られています。
フルカラー版の楽しみ方
1. 原作と読み比べる
モノクロ版とフルカラー版を比較することで、シーンごとの違いや新たな発見を楽しめます。
2. アニメとの比較
アニメ版の色彩と、フルカラー版の独自の配色を比較してみるのも面白いポイントです。
3. コレクションとして保存
大判サイズで高品質な印刷のため、コレクション性も高いアイテムです。
購入する価値
『ドラゴンボール フルカラー』は、以下のような人におすすめです:
- 初めて『ドラゴンボール』を読む人: 視覚的に分かりやすく、物語に没入しやすい。
- 原作ファン: 新しい視点で名場面を再体験できる。
- コレクター: フルカラー版は見栄えが良く、収集価値が高い。
まとめ
『ドラゴンボール フルカラー』は、鳥山明さんが生み出した壮大な物語を新たな形で楽しめる特別なシリーズです。フルカラー化されたことで、キャラクターやバトルシーンがさらに魅力的に描かれ、原作を既に読んだことがある人にも新しい感動を提供します。
ぜひこのフルカラー版を手に取り、悟空たちの冒険を鮮やかな色彩で再び体験してみてください。その迫力と美しさに、きっと心を奪われることでしょう!