『ジョジョ』と『ドラゴンボール』の共通点?ドドリアの魅力とジョジョ的要素を考察!
『ドラゴンボール』と『ジョジョの奇妙な冒険』は、日本を代表する二大漫画として世界中にファンを持つ作品です。一見するとまったく異なる世界観を持つ両作品ですが、実は共通点も多く、特定のキャラクターの性格やビジュアルに関して「ジョジョっぽい」と語られることも少なくありません。
今回のテーマは、フリーザ軍の幹部である「ドドリア」と『ジョジョの奇妙な冒険』の関係性についてです。「ジョジョとドドリア?一体何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、じっくり考察していくと、意外な共通点が浮かび上がってきます。
1. 『ジョジョ』と『ドラゴンボール』の共通点とは?
まず、『ジョジョの奇妙な冒険』と『ドラゴンボール』の共通点について整理してみましょう。
① バトルの進化
どちらの作品も、連載が進むにつれて戦闘の描写が大きく進化していきます。
『ドラゴンボール』は、初期の冒険活劇的な戦闘から、パワーインフレの激しい超人的バトルへと進化しました。一方、『ジョジョ』も、第一部・第二部では肉体を活かした戦闘が多かったのに対し、第三部以降はスタンドを用いた頭脳戦が主流になります。
② 圧倒的な個性を持つ敵キャラ
両作品には、非常に個性的な敵キャラクターが数多く登場します。
『ドラゴンボール』では、フリーザやセル、魔人ブウといった敵が強烈なインパクトを残しましたが、その中でもドドリアはナメック星編の序盤を盛り上げた名悪役の一人です。
一方、『ジョジョ』では、ディオやカーズ、吉良吉影、ディアボロなど、カリスマ性を持つ敵が登場します。特に、敵幹部クラスのキャラクターは、それぞれ独自の特徴を持っている点が共通しています。
2. ドドリアのジョジョ的な要素とは?
ここからは、ドドリアのキャラクター性が『ジョジョ』っぽいといえる理由について考察していきます。
① 筋肉質なゴツい体型
『ジョジョ』シリーズのキャラクターといえば、初期の頃は特に「ゴツいマッチョ」が特徴的です。
例えば、第一部・第二部のジョナサン・ジョースターやワムウなどは、鍛え抜かれた肉体を持つ戦士でした。ドドリアの筋肉質な体格も、そうした**「ゴツいキャラ」**の系譜にあると考えられます。
また、ジョジョ第三部以降も、敵キャラにはゴツいキャラが多く登場します。例えば、DIOの部下であるヴァニラ・アイスや、第五部『黄金の風』のチョコラータなど、凶暴で残忍な性格を持つキャラが目立ちますが、ドドリアの傲慢で残忍な性格は、こうしたジョジョの敵キャラと通じる部分があるのです。
② 口数が多く、高圧的な態度
ジョジョの敵キャラには、やたらと饒舌で自信過剰なキャラが多いです。例えば、第三部のダービー兄弟や、第五部のギアッチョなど、戦闘中に長々と喋りながら相手を見下すキャラは少なくありません。
ドドリアもまた、ナメック星編においてベジータと戦う際に**「俺様の方が強い!」と高圧的な態度をとり続ける**姿が印象的です。
しかし、結局ベジータには敵わず、敗北が確定すると命乞いをするという流れは、『ジョジョ』の敵キャラにもよく見られる展開です。
③ 追い詰められたときの小物感
『ジョジョ』では、普段は威張っている敵キャラが追い詰められると急に焦り、醜態をさらす展開が定番です。例えば、第四部の吉良吉影や、第六部のエンリコ・プッチも、最後の最後に焦りを見せます。
ドドリアも同様に、ベジータに敗北する直前は「見逃してくれ!」と命乞いをしながら逃げようとしますが、あっさりと抹殺されてしまいます。
この「最初は余裕ぶっているが、最後は醜態をさらす」という展開は、まさに『ジョジョ』に登場する小物系の敵キャラと似ています。
3. もし『ジョジョ』の世界にドドリアがいたら?
もしドドリアが『ジョジョ』の世界に登場していたら、どのようなキャラクターになっていたでしょうか?
ここでは、ジョジョのスタンド使いとしてのドドリアを想像してみます!
① スタンド名:「ドドリア・クラッシュ」
ジョジョのキャラクターに欠かせないのがスタンド能力です。ドドリアの特徴である「パワーと豪快な性格」に基づき、彼のスタンドを考案すると、以下のような能力になるでしょう。
- スタンド名:「ドドリア・クラッシュ」
- 能力:超近距離パワー型
- 特徴:強烈な肉弾戦を得意とし、敵の攻撃を力で弾き返す防御力を持つ
- 特殊能力:「パワーブースト」:一定時間ごとにスタンドのパワーが倍増するが、知性が低下する
このスタンド能力なら、まさにドドリアらしい戦闘スタイルになりますね。
しかし、やはりベジータ(もしジョジョ世界にいたなら、スタンド名「ギャリック・インパクト」?)には敵わず、最終的に敗北してしまいそうです。
4. まとめ:ドドリアは『ジョジョ』の敵キャラと似ている!
こうして考察してみると、ドドリアは『ジョジョの奇妙な冒険』の敵キャラと多くの共通点を持っていることがわかります。
特に、「傲慢な性格」「追い詰められると小物感が出る」「ゴツい体型」といった要素は、ジョジョの世界に登場しても違和感がないほどです。
『ドラゴンボール』と『ジョジョ』は、異なる作品でありながら、どちらも魅力的な敵キャラを数多く生み出してきました。
もしドドリアがジョジョ世界の敵キャラだったら、どんな戦いを繰り広げるのか? そんな想像をするのも、ファンにとっての楽しみのひとつかもしれません!