ドドリアは誰に殺されたのか？『ドラゴンボール』ナメック星編の名場面を振り返る！

『ドラゴンボール』には、数多くの魅力的な敵キャラクターが登場します。その中でも、フリーザ軍の幹部として活躍したドドリアは、ナメック星編で強烈なインパクトを残しました。ザーボンと並ぶフリーザの側近でありながら、その最期はあまりにもあっけなく、多くのファンに衝撃を与えました。

では、ドドリアは誰に殺されたのか？ どのような経緯で敗北したのか？
今回は、ドドリアの最後の戦いを振り返りながら、その結末について詳しく解説していきます。

1. ドドリアの実力と戦闘力

まず、ドドリアがどれほどの強さを持っていたのかを整理しておきましょう。

① ドドリアの戦闘力

ドドリアの公式戦闘力は、22,000とされています。これはフリーザ軍の中でも高い数値であり、同じ幹部である**ザーボン（23,000）**とほぼ同格です。

ナメック星編の戦闘力の比較を見てみると、以下のようになります。

この数値を見る限り、ナメック星に到着した当初のベジータよりもドドリアは強かったことがわかります。しかし、サイヤ人の特性である**「戦闘のたびに強くなる」**という能力によって、ベジータは急成長を遂げ、ドドリアを上回ることになります。

2. ドドリアの最後の戦い

ドドリアは、ナメック星でフリーザの命令を受け、ドラゴンボールを集めるために村を襲撃していました。その中で、ナメック星人の戦士たちを圧倒し、デンデの村の長老たちを容赦なく抹殺します。しかし、その後、ドラゴンボールを求めて動いていたベジータと遭遇し、戦いへと発展しました。

① ドドリア vs ベジータ

ナメック星で遭遇した際、ドドリアはベジータを見下し、圧倒的なパワーで戦おうとしました。もともと、惑星ベジータが滅ぼされる前からフリーザ軍のエリート戦士として活動していたドドリアは、**「サイヤ人など取るに足らない存在」**と考えていたのです。

しかし、この時のベジータは、ナメック星到着後に数々の戦闘を経て戦闘力24,000まで上昇していました。この成長は、ドドリアにとって完全に予想外だったのです。

② ベジータの圧倒的なスピード

戦闘が始まると、ベジータは驚異的なスピードでドドリアを翻弄します。
これに対し、パワーファイターであるドドリアは、強力な打撃攻撃を繰り出しますが、ベジータのスピードについていけず、攻撃をかわされ続けることになります。

この時点で、ドドリアは焦り始めます。

③ 逃走を図るドドリア

ベジータの力が自分を上回っていると悟ったドドリアは、戦うことを諦め、逃げようとします。彼は「スカウターをくれれば命を助けてやる」とベジータに交渉を持ちかけますが、当然ながらベジータはこれを拒否。

最後の手段として、ドドリアは**「惑星ベジータがフリーザによって滅ぼされた真相」**を暴露し、命乞いをします。

「お前たちサイヤ人はフリーザ様に利用されていただけだ！　結局、最後は用済みになって、フリーザ様が惑星ベジータを消し去ったんだ！」

この衝撃の事実を告げた後、ドドリアは隙を見て逃亡を試みます。

④ ベジータによる一撃必殺

しかし、その逃亡も虚しく、ベジータは容赦なくエネルギー波を放ち、ドドリアを一瞬で爆殺しました。
「お前のような奴に生きている価値はない！」

このセリフと共に放たれたエネルギー波は、ドドリアを直撃。ドドリアは叫び声を上げる間もなく爆発四散し、完全に消滅しました。

3. まとめ：ドドリアの最期はあっけなかった

誰に殺されたのか？ → ベジータ

どんな経緯だったのか？ → ナメック星での戦闘の末に逃走を試みるも、エネルギー波で爆殺

なぜ負けたのか？ → スピードの差とベジータの戦闘力成長

ドドリアは、フリーザ軍の中でもエリート戦士として知られていましたが、戦闘力の伸びしろがないこと、パワーに頼る戦闘スタイルだったことが敗因となりました。
ベジータのスピードと成長力についていけなかったことが、ドドリアの命取りとなったのです。

また、彼がフリーザの恐ろしさを知りながらも忠誠を誓っていたこと、そして最後の最後に命乞いをするも見捨てられたことは、彼のキャラクター性を象徴するものでした。

4. ドドリアはもし生きていたら…？

もし、ドドリアがベジータとの戦いを生き延びていたらどうなっていたでしょうか？

• フリーザ軍に戻るも、敗北したことを理由にフリーザに粛清される可能性が高い。
• あるいは、どこかで潜伏し、独自に勢力を築く道を選んだかもしれません。
• 『ドラゴンボール超』に登場するフリーザの部下（ソルベやタゴマ）と合流し、ゴールデンフリーザの復活を支える存在になっていた可能性もあります。

とはいえ、やはりドドリアのキャラクター性を考えると、最期の爆殺は彼に相応しい結末だったのかもしれません。

ナメック星編の中でも、印象的なシーンの一つである**「ドドリアの最期」**。
彼の圧倒的なパワーと、最後のあっけない散り際は、多くのファンに今も記憶され続けています！

ライト

鳥山明さんの大ファン

鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。