ドドリア vs ベジータ!『ドラゴンボール』ナメック星編の激戦と因縁を徹底解説!
『ドラゴンボール』のナメック星編には、多くの名バトルが存在しますが、その中でも**「ドドリア vs ベジータ」**の戦いは、フリーザ軍の崩壊の始まりともいえる重要な戦闘でした。
フリーザ軍の幹部として強大なパワーを持つドドリアと、サイヤ人としての誇りを持ち、フリーザへの反逆を開始したベジータ。この戦いは、ベジータの成長とフリーザ軍の終焉を示唆するターニングポイントでもありました。
今回は、「ドドリア vs ベジータ」の戦いの経緯、ドドリアの敗北、そして戦闘の持つ意味について詳しく解説していきます!
1. ドドリアとベジータ、それぞれの立場
① ドドリアとは?フリーザ軍のパワーファイター
ドドリアはフリーザ軍の幹部であり、ザーボンとともにフリーザの側近としてナメック星編に登場しました。
- 戦闘力:22,000
- 特徴:
- パワー重視の戦闘スタイル
- 筋肉質な体格と防御力の高さ
- フリーザに忠誠を誓い、命令に従う冷酷な性格
- スピードが遅く、機動力のある相手には不利
ドドリアは、フリーザの命令でナメック星の村を襲撃し、ナメック星人を虐殺。しかし、その後、彼の運命を大きく変える人物ベジータと遭遇することになります。
② ベジータとは?フリーザへの反逆を始めたサイヤ人
ベジータは、当初フリーザ軍の一員として行動していましたが、フリーザがサイヤ人を支配し続けていることに対する反発から、ナメック星で独自にドラゴンボールを探し始めました。
- 戦闘力:
- ナメック星到着時:約18,000
- 潜在能力解放後:約24,000(ドドリアを超える)
サイヤ人の特性(戦うごとに強くなる)により、ナメック星での成長が著しい
フリーザ軍を裏切り、単独でドラゴンボールを狙うようになる
ドドリアは、ベジータがフリーザ軍に反旗を翻したことを知り、対峙することになります。
2. 「ドドリア vs ベジータ」戦闘の経緯
① ドドリア、ベジータと遭遇!自信満々で挑発
ドドリアはナメック星でフリーザとはぐれた後、偶然ベジータと遭遇。彼は**「フリーザ軍の幹部」としての自信**を持っており、ベジータを侮っていました。
ドドリア:「フフン、お前なんか俺の相手じゃねえ!」
当時のベジータの地球での戦闘力は約18,000であり、ドドリア(22,000)の方が上であると考えていたのです。
しかし、ナメック星での戦闘を経てベジータは大幅に成長しており、すでに24,000以上の戦闘力を持っていました。
② 戦闘開始!ドドリアの攻撃がまったく当たらない
戦闘が始まると、ドドリアは自慢のパワーでベジータを粉砕しようとしますが、ベジータのスピードが圧倒的に上回り、一方的に攻撃をかわされる展開に。
- ドドリアの攻撃:全く当たらず、空振りばかり
- ベジータの回避力:軽々と避け、ドドリアを圧倒
この時点で、ドドリアは初めて「自分が負けるかもしれない」と感じ始めます。
③ ドドリアの命乞い!衝撃のフリーザの秘密を暴露
ドドリアは、勝ち目がないと悟ると、一転して命乞いを始めます。
ドドリア:「待ってくれ!フリーザに関する重要なことを教えてやる…!」
ここで、ドドリアはフリーザの恐ろしい秘密を暴露しました。
「お前の故郷、惑星ベジータを滅ぼしたのはフリーザ様なんだよ!」
この一言により、ベジータは長年信じていた**「惑星ベジータは巨大な隕石によって消滅した」という話が嘘だったことを知ります。
これが、ベジータのフリーザへの復讐心を決定的にする瞬間**となりました。
④ ベジータ、ドドリアを爆殺!
ドドリアは、フリーザの秘密を暴露することで命を助けてもらおうとしましたが、逆にベジータの怒りを買ってしまいます。
ベジータは冷酷にこう言い放ちます。
「お前に生きる価値はない!」
そして、強力なエネルギー波を放ち、ドドリアを爆殺。
ドドリアは最後の断末魔の叫びを上げながら、一瞬で爆発四散し、跡形もなく消滅しました。
3. 「ドドリア vs ベジータ」戦闘の意味
この戦闘は、ナメック星編において非常に重要なポイントでした。
① フリーザ軍の崩壊の始まり
- ドドリアの死により、フリーザ軍の主力戦力が失われる
- フリーザは徐々に「部下が消えていく」という状況に陥る
ドドリアが敗れたことで、フリーザは本格的に戦力の損失を感じ始め、ベジータを警戒するようになります。
② ベジータの決定的な成長
- スピードとパワーの両方が大幅に向上し、ドドリアを圧倒
- 戦いの中で、惑星ベジータ滅亡の真実を知り、フリーザへの復讐心がさらに強まる
- 以降のベジータは、「フリーザを倒すこと」を第一の目標とするようになる
③ ベジータが「非情な戦士」へと進化
- かつては仲間意識を持っていたが、ドドリアを冷酷に処刑
- フリーザ軍の戦士としての「従属」から、「独立した戦士」としての覚醒」
- この戦いを機に、最終的にはフリーザとの直接対決へと繋がる
4. まとめ:ドドリア vs ベジータはナメック星編のターニングポイント!
ドドリアは、フリーザ軍の幹部としてベジータを侮ったが、戦闘力の成長により圧倒された。
命乞いをし、フリーザの秘密を暴露するも、逆にベジータの怒りを買い爆殺された。
この戦闘は、ベジータの「フリーザへの復讐」を決定的にし、ナメック星編の流れを大きく変える重要な瞬間だった。
ナメック星編を振り返る際には、ぜひ**「ドドリア vs ベジータ」**の戦いに注目してみてください!