ラディッツのポテンシャルを徹底考察！もし彼が本気で鍛えていたら？

1. はじめに

『ドラゴンボール』に登場するラディッツは、サイヤ人編の序盤で登場し、孫悟空とピッコロの共闘によって倒されたキャラクターです。しかし、彼は孫悟空の兄であり、純血のサイヤ人という立場にあります。そのため、「もし彼が生存し、本気で鍛えていたら？」という議論がたびたびファンの間で交わされています。

本記事では、ラディッツのポテンシャル（潜在能力）を深掘りし、もし彼が成長を続けていたらどれほど強くなれたのかを考察していきます。

2. ラディッツの基本スペックとポテンシャルの可能性

● ラディッツの基本データ

• 種族：サイヤ人
• 戦闘力（地球襲来時）：1,500
• 特徴：長髪、スカウター着用、戦闘服を身に着けた典型的なサイヤ人戦士
• 性格：冷酷でプライドが高いが、戦闘狂ではない
• 所属：フリーザ軍（ベジータやナッパと行動）

ラディッツの戦闘力1,500は、当時の地球の戦士たちと比較すると高いですが、ベジータ（18,000）やナッパ（4,000）と比べると圧倒的に低い値です。そのため、「ラディッツは才能がない」と見られることもありますが、実際には鍛え方次第で大きく成長できた可能性があるのです。

3. ラディッツのポテンシャルを評価するポイント

(1) サイヤ人特有の成長力

サイヤ人には、**「戦闘で死にかけるとさらに強くなる」＝「ザ・ソンビ化（Zenkai Boost）」**という特性があります。悟空やベジータは何度も死線をくぐり抜け、この特性を活かして大幅にパワーアップしました。

→ もしラディッツが生き延び、悟空たちと共に修行していたら？
悟空のように界王星で修行を受けたり、ナメック星での戦いを経験すれば、ラディッツも10万以上の戦闘力に到達していた可能性は十分に考えられます。

(2) 下級戦士の枠を超えられた可能性

ラディッツは「下級戦士」とされていましたが、下級戦士であった悟空が超サイヤ人に覚醒したことを考えれば、ラディッツにも成長の余地はあったと考えられます。

また、ベジータが「カカロット（悟空）も下級戦士だった」と言っていることから、ラディッツにも超サイヤ人への可能性があったと言えるでしょう。

4. もしラディッツが生きていたら？成長の可能性をシナリオ別に検証

● 可能性①：悟空たちと共に修行していた場合

ラディッツが生存し、地球側に寝返った場合、以下のような成長が期待できます。

1. 界王星で修行（ナッパとベジータの襲来前）
   　→ 戦闘力20,000以上に成長可能
2. ナメック星での修行と最長老による潜在能力解放
   　→ 戦闘力10万を超える可能性
3. 重力室修行や精神と時の部屋での修行
   　→ 超サイヤ人への覚醒もあり得る

結果的に、「悟空と肩を並べる戦士」になっていた可能性が十分にあると言えます。

● 可能性②：フリーザ軍で鍛えられ続けた場合

もしラディッツが悟空たちと戦わず、フリーザ軍に残って成長していたらどうなっていたでしょうか？

フリーザ軍には、

• ギニュー特戦隊（戦闘力4～12万クラス）
• ドドリア（戦闘力2万2千）
• ザーボン（戦闘力2万3千、変身後5万以上）
  といった強敵が多く、ラディッツも厳しい戦いを経験すれば大きく成長できた可能性があります。

ナメック星編でギニュー特戦隊並の戦闘力（10万以上）を得ていたかもしれません。

● 可能性③：超サイヤ人に覚醒できたか？

サイヤ人の中でも「超サイヤ人」になれるかどうかは大きな分かれ目になります。

ラディッツが超サイヤ人になれる可能性があったか？ という点について考えると、

• ベジータですら独力で変身した（セル編）
• 悟空の息子（悟飯・悟天）も超サイヤ人に覚醒している
• ナッパがもし生きていたら超サイヤ人になれた可能性がある（『ドラゴンボールヒーローズ』で超サイヤ人ナッパが登場）

これを考えると、ラディッツも修行を重ねることで超サイヤ人へと覚醒していた可能性は十分にあるでしょう。

5. ラディッツが今後再登場する可能性は？

● 『ドラゴンボール超』での復活の可能性

『ドラゴンボール超』では、過去に死んだキャラクターが復活することが珍しくありません。

• フリーザが復活（ゴールデンフリーザ）
• ブロリーが正式に登場し、圧倒的な強さを発揮

これらを考えると、「ラディッツが復活し、新たな力を得る」という展開も十分に考えられるでしょう。

● 二次創作（pixivなど）での人気

pixivなどでは、ラディッツがもし生きていたらどうなっていたかを描くIFストーリーが人気です。特に**「ラディッツ超サイヤ人化」や「ラディッツと悟空の兄弟関係を描いた作品」**は、多くのファンに支持されています。

6. まとめ

ラディッツは登場時の戦闘力が1,500と低かったために「弱いサイヤ人」と見なされがちですが、本気で修行をすれば超サイヤ人へと成長するポテンシャルは十分にあったと考えられます。

● 重要なポイント

1. ラディッツも下級戦士だが、悟空と同じように成長できる可能性があった
2. 界王星で修行すればナッパ以上の強さに到達できた
3. フリーザ軍で鍛えられ続ければ、ギニュー特戦隊クラスの強さになれた可能性も
4. 『ドラゴンボール超』で復活し、新たな力を得る可能性もある

今後、ラディッツがどのように扱われるのか、ファンとしては期待したいところです！

ライト

鳥山明さんの大ファン

鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。