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『ドラゴンボール』シリーズにおいて、ドクターゲロは数多くの人造人間を生み出し、物語の中で大きな影響を与えました。彼の復讐心と科学技術による人造人間計画は、単なる戦闘兵器を超えて多様なキャラクターを生み出し、それぞれが独自の役割を果たしています。
本記事では、ドクターゲロが開発した人造人間を一覧形式で詳しく解説し、それぞれの特徴や物語への影響を探ります。
ドクターゲロが開発した人造人間一覧
1. 人造人間8号(ハッチャン)
- 初登場: レッドリボン軍編
- 特徴:
心優しい性格を持つ完全機械型人造人間。戦闘用に設計されながらも争いを嫌い、孫悟空の味方として活躍しました。
- 役割:
初期の人造人間として、ゲロの研究の試作品と考えられる存在。
2. 人造人間9号
- 未登場(設定のみ)
- 特徴:
明確な登場はありませんが、9号から12号は開発過程で廃棄されたとされています。
3. 人造人間13号
- 初登場: 劇場版『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』
- 特徴:
冷酷な性格を持つ完全機械型の人造人間。孫悟空を倒すようプログラムされています。
- 形態変化:
他の人造人間を吸収することで「超13号」へと進化します。
4. 人造人間14号
- 初登場: 劇場版『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』
- 特徴:
寡黙な戦士タイプの人造人間。超サイヤ人トランクスと激闘を繰り広げました。
5. 人造人間15号
- 初登場: 劇場版『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』
- 特徴:
小柄で陽気な性格を持つ人造人間ですが、その実力は高く、ベジータと戦闘を繰り広げました。
6. 人造人間16号
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
完全機械型で、孫悟空を倒すために設計されましたが、自然を愛し平和を好む性格。
- 役割:
セルゲームで悟飯の覚醒を促す重要な役割を果たしました。
7. 人造人間17号
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
生体改造型で、自由意志を持つクールな性格。圧倒的な戦闘力を誇ります。
- 役割:
セルに吸収されることで、物語のクライマックスを形成しました。
その後、『ドラゴンボール超』では第7宇宙の代表戦士として活躍。
8. 人造人間18号
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
17号の双子の妹で、同じく生体改造型。冷静な性格で、クリリンと結婚しマーロンをもうけます。
- 役割:
物語後半では家族思いの一面が描かれ、Z戦士として仲間に加わりました。
9. 人造人間19号
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
完全機械型で、ゲロの指示を忠実に実行するアンドロイド。エネルギー吸収機能を持っています。
- 役割:
ベジータとの戦闘で破壊されました。
10. 人造人間20号(ドクターゲロ)
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
自身を人造人間として改造した存在。エネルギー吸収能力を持っています。
- 役割:
自身の計画の破綻を招いた人物でもあります。
11. セル
- 初登場: 人造人間編
- 特徴:
ゲロの研究の集大成として設計された究極の生命体。他の戦士の細胞を取り込み、自己進化を行います。
- 役割:
物語のクライマックスを飾る主要な敵。悟飯のスーパーサイヤ人2覚醒の契機となりました。
ドクターゲロの人造人間が描くテーマ
1. 科学技術の可能性と危険性
ゲロの人造人間計画は、科学が倫理を超えたときに生じる危険性を象徴しています。同時に、科学の持つ可能性とその制御の難しさも描かれています。
2. 自由意志とプログラムの対立
17号や18号のような生体型人造人間は、プログラムされた使命と自由意志の間で葛藤する姿を見せています。これは、人間性と機械的な存在の境界を描く重要なテーマです。
まとめ
ドクターゲロが生み出した人造人間の一覧を見ると、それぞれが持つ特徴や物語における役割が非常に多様であることがわかります。彼らは、科学技術と倫理のテーマを象徴し、物語に深みを与える存在として描かれています。
人造人間たちの進化や葛藤を通じて、『ドラゴンボール』が描く壮大なテーマを再発見してみてはいかがでしょうか?
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鳥山明さんの作品をこよなく愛するドラゴンボールが好きな漫画オタクです。世の中のアニメ全般が好きで、クリエイターの皆様を応援しています。