『ドラゴンボール 超』:新たな冒険と壮大な戦いを描く続編シリーズ
『ドラゴンボール 超(Dragon Ball Super)』は、鳥山明さんによる原案・監修のもと、アニメ・漫画として展開された『ドラゴンボール』シリーズの公式続編です。魔人ブウとの戦いの後の平和な時代から物語が再び始まり、破壊神ビルスとの出会いや、全宇宙を巻き込む壮大な戦いが描かれています。
この記事では、『ドラゴンボール 超』の概要、各編の魅力、新たなキャラクター、そしてシリーズ全体の意義について詳しく解説します。
『ドラゴンボール 超』の概要
『ドラゴンボール 超』は、原作『ドラゴンボール』の完結から約18年後にスタートした新シリーズで、アニメ、漫画、映画など多岐にわたって展開されています。鳥山明さんが原案を手掛け、原作ファンはもちろん、新たな世代にも人気を博しました。
- 放送期間(アニメ): 2015年7月~2018年3月
- 漫画版連載: Vジャンプ(2015年~現在連載中)
- ジャンル: アクション・バトル・冒険
- 制作: 東映アニメーション
各編の魅力
『ドラゴンボール 超』は、いくつかのエピソード(編)に分かれています。それぞれが異なるテーマや新たなキャラクターを取り入れ、シリーズの魅力を広げています。
1. 破壊神ビルス編
- 概要: 平和な地球に破壊神ビルスが現れ、孫悟空たちは彼と戦うことに。悟空が「超サイヤ人ゴッド」に覚醒します。
- 新キャラクター: ビルス、ウイス
- テーマ: 宇宙規模の強者との出会いと新たな力の発見。
2. 復活の「F」編
- 概要: フリーザが復活し、「ゴールデンフリーザ」として悟空たちに再び挑みます。悟空とベジータは新形態「超サイヤ人ブルー」に変身。
- 見どころ: 悟空とフリーザの宿命の再戦。
3. 宇宙6対宇宙7編
- 概要: 破壊神同士の争いにより、宇宙間の武道大会が開催されます。悟空たちは新たな宇宙の戦士と対決。
- 新キャラクター: ヒット、キャベ、フロスト
- テーマ: 別の宇宙の存在と友情。
4. 未来トランクス編
- 概要: 未来の世界で「ゴクウブラック」と「ザマス」が現れ、悟空たちはトランクスを助けるため時空を超えた戦いを繰り広げます。
- 新キャラクター: ゴクウブラック、ザマス
- テーマ: 正義と悪、時空を超えた戦い。
5. 宇宙サバイバル編(力の大会)
- 概要: 宇宙の存続を賭けたバトルロイヤル形式の大会が開催されます。悟空は「身勝手の極意」に目覚め、最強の戦士たちと戦います。
- 新キャラクター: ジレン、カリフラ、ケール
- テーマ: 限界を超える挑戦と仲間との絆。
新たなキャラクターたち
『ドラゴンボール 超』では、原作には登場しなかった新たなキャラクターが多く登場し、物語を彩っています。
1. ビルスとウイス
- 破壊神ビルスは、宇宙のバランスを保つために星を破壊する役割を持つ神。付き人のウイスは、その師匠でもあります。
2. ゴクウブラックとザマス
- ゴクウブラックは、悟空にそっくりな謎の戦士で、ザマスの歪んだ正義感が形となった存在です。
3. ジレン
- 第11宇宙の最強戦士で、圧倒的な力を持つ孤高の存在。力の大会で悟空たちと激突します。
『ドラゴンボール 超』の魅力
1. スケールアップしたバトル
原作の戦いを超える宇宙規模のバトルが描かれます。新たな変身形態や技、戦略が加わり、バトルシーンがさらにダイナミックになりました。
2. キャラクターの成長
悟空やベジータだけでなく、未来トランクスや悟飯、ピッコロといったキャラクターの成長や活躍も描かれ、物語に深みを与えています。
3. 新たなテーマとドラマ性
宇宙の存続や正義と悪といった壮大なテーマが描かれ、深いドラマ性を持つストーリーが展開されます。
劇場版との連動
『ドラゴンボール 超』は、劇場版とも密接に連動しています。特に以下の映画は、アニメシリーズを補完する内容となっています。
- 『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年)
超サイヤ人ブロリーが新たな設定で登場し、悟空やベジータと激戦を繰り広げます。 - 『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(2022年)
悟飯とピッコロが中心となり、新たな敵「セルマックス」と戦います。
まとめ
『ドラゴンボール 超』は、原作の魅力を受け継ぎつつ、新たなキャラクターや壮大なスケールの物語で進化を遂げた作品です。原作ファンにとっては懐かしさと新鮮さを感じられる続編であり、新たな世代のファンにも愛されています。
まだ観たことがない方も、ぜひ『ドラゴンボール 超』で悟空たちの新たな冒険と成長を楽しんでみてはいかがでしょうか? 宇宙規模の壮大なドラマとバトルが、再びあなたを『ドラゴンボール』の世界へと引き込んでくれるはずです。